自分の子どもで実験!?スマホ育児が怖い本当の理由

幸せになる子育て

「手が離せないときとかついつい子どもにスマホを見せちゃって・・・」

という方とても多いのではないかと思います。

本記事はちょっとショックの強い内容になっていますし、

「うちは子どもにスマホ見せるのやめる気は全然ないから」

という方は不愉快にさせてしまうだけなので見ないでください。

スマホ育児については専門家でも人によって意見が180度違いますし、自分の信じたとおり動くしかないと思います。

また、私たち子育てについてのメディア運営をするものは正直イメージが大切です。

ですから、今回の記事を書くかどうかはとても悩みました。

皆が便利だと思うものを批判するのは、よく思われないのはよくわかってるので。

それでも、なんとなくスマホ育児が容認されていってしまっている現代で、どうしても考えるきっかけになりたいと思い今回の記事を書きました。

スマホ育児どうしようか・・と悩んでいる方のみご覧ください。

決めるのはいつもお母さんお父さんです。

スマホ育児については専門家の間でも様々な意見がある

ディベートする人々

スティーブ・ジョブズ氏の意見

まず、注目したいのは、誰もが知るiPhoneのアップル社を設立者した人の一人、スティーブ・ジョブズ氏の意見です。

正確には意見と言うより、子育て方針です。

スマホを世界に広めた第一人者であるジョブズ氏は、なんと、自分の子どもたちにはスマホを使わせなかったのです。

こちらのジョブズ氏へのインタビューを元にした記事(ジョブズは自分の子どもにiPadもiPhoneも触らせなかった)の中で語られることなのですが、ジョブズ氏は自分の子どもたちにはiPhoneもiPadも与えず、驚くほどアナログな環境で子育てをされたようです。

開発者のジョブズ氏が自分の子どもに使わせなかったのはなぜでしょう?

自分の子どもにとって有益だと思えば当然与えていたでしょう。

もし「害がある」以外の理由でスマホを与えなかった理由を説明できる方いたらぜひ教えてほしいです。

私は、開発者だからこそ知る、テクノロジー漬けになる怖さを肌で感じていたからではないかと思っています。

少なくとも、スマホ世代の子どもたちにはスマホを小さい頃からという考えは間違いだとわかりますね。

テクノロジーの最先端を行く人間が、小さい子どもには触らせる必要はないと判断しているのですから。

てぃ先生の意見

こちらは子育て会の有名人、現役保育士てぃ先生の意見。

てぃ先生の意見はこちらの記事(スマホ育児のメリットとデメリット 保育士てぃ先生とママリ編集長に聞いてみた)で語られています。

簡潔に言えばてぃ先生はスマホ育児容認派ですね。

スマホで子どもの知識が深まる面もあるし、「与えっぱなしでなく親と一緒に見ていくなど使い方を工夫すれば良いのでは?という意見です。」

保護者の負担を軽くするなら・・という思いが強いように感じました。

私も保護者が大変になってしまうならしょうがないか・・。という気持ちはよくわかります。

でも、子どものためにやっぱり自分の感じる怖さは伝えたいです。

誤解のないように言っておきたいのですが、私はてぃ先生好きです。

Twitterもフォローしています。

いつも子どもにポジティブ、保護者の助けになるようなツイートで感心しています。

しかし、この記事に関しては気になる点が一点。

記事の掲載元がTIME&SPACEというKDDIさんのWebマガジンなのです。

そりゃあコカ・○ーラさんが「黒くてシュワシュワの液体は体によくないよ!」と自分で言ったりはしないですよね。

真相はわかりませんが、この記事の対談をセッティングしたのはスマホの大手キャリアであるKDDIさんであるということだけは事実です。

私としては、そんな背景から「あまりこの記事は当てにならないかなぁ」と思ってしまいました。

厚生労働省さんの意見

国としてはどうなのか?と調べてみました。

こちらを見てください。(見なくてもいいくらいの内容ですが)

厚生労働省が出す、スマホ育児の注意点のパンフレットです。

これを見る限り、国としては「たくさん使うのは危ないよ」ということみたいですね。

しかし、国というのはものすごい数の批判にさらされますので、安易にNOともYESとも言えないのでしょう。

WHOさんの意見

言わずとしれた、世界保健機構WHOが、乳幼児のスマホについて意見を述べています。

こちらのWHOのサイト内の記事です。

残念ながら英文です・・・。

日本のWHOのページも見ましたが英文でした・・・。(訳してよ〜泣)

私の英語力とGoogle翻訳様の力を結集して読んでみた結果、子どもは座ってないでたくさんアクティブに遊ばせたほうがいいよという内容です。

しかし、その中で、確実に1歳以下にはスマホは見せない、2〜4歳は1時間以下にするということを推奨しています。

あのWHOがわざわざそのことについて言及している点、無視できないのではないかと感じました。

本当は誰にもわからないスマホ育児

スマホを触る子ども

いろいろな意見を見てきました。

上記にない物もたくさん読みました。

しかし、みんな意見が違うのです。

一つだけ真実があります。

結局の所、スマホ育児について誰にもわからないということです。

私が一番怖いと思う理由はそこです。

iPhoneの発売が2008年。

スマホが爆発的に広まってきたのが2011年頃からと言われています。

その頃からスマホ育児をしていた人がいたとして、まだ10歳前後ですよね。

つまりスマホ育児で子どもの将来にどんな影響が出るか、実際のデータが出てくるのはまだまだ先の話なのです。

言い方はとても悪いですが、今スマホ育児をしている人は、自分の子どもで実験をしているようなものです。

10年後、「5歳までにスマホに触れた子・触れなかった子」に驚くような差が出たとしても、もう手遅れです。

子育てをゼロからやり直すことはできないのですから。

「みんなやってるから」

「専門家が大丈夫って言ったから」

という方がいますが、本当の答えはだれも知らないのです。

そしてその答えは10年くらいしなければわからないことです。

それでも自信を持ってスマホ育児をしていけますか?

誰かが言っていたからではなく、自分自身でしっかり責任を持って判断してほしいと思います。

私が考えるスマホ育児が怖い4つの理由

ここからは保育士である私自身が考えるスマホ育児の怖さを解説します。

あくまで私個人の意見ですが、参考にしてください。

答えが誰にもわからないから

これは先程も言いましたが、一番の怖さはわからないからです。

スマホが普及してまだ10年ほど、スマホ環境で育って大人になった人はいないのです。

タバコだって昔は当たり前に皆が吸っていました。

しかし、健康に実害があることが病気になった方のたくさんのデータからわかり、今や吸う人は少なくなってきているのです。

スマホも、もし子どもにどんな実害があってもまだわからないのです。

わかった頃には現在子育て中の人は手遅れということが一番の怖さです。

わからないもの、新しいものはすべてよくないと言っているわけではありません。

スマホ育児については、多くの専門家が悪い影響を考えている、答えのわからないものだから怖いのです。

子どもの考える力を奪う

子どもにとって、自分で考えるということがとても大切です。

何を学んだか?よりも、その事を学ぶまでにどう考えたかが将来を生きる大きな力になるのです。

そんな子どもの考える力にとってはスマホは天敵です。

スマホは娯楽としてとても完成されています。

クリックとスワイプでいとも簡単に楽しい時間が得られてしまうのです

しかし、You Tubeやゲームの楽しさは受け身なものであって、子どもが積極的に考えて楽しさを手に入れているわけではありません。

楽しいから子どもはスマホに夢中になりますが、その時間子どもにとって大切な生きる力の育ちは止まっているのです。

また、子どもにとって暇な時間が大切です。

あなたは子ども時代暇な時どうしていましたか?

ゲームもテレビもない状態のときです。

長距離移動の車の中。

病院の待合室。

暇な時は考え事をしたり、自分でなんとか楽しいことを想像したり、創造したり。

私は、暇な移動時間、車窓から見える家々の屋根を頭の中で棒人間走らせたりしてました。(私だけですか?)

暇な時間は子どもの力をぐっと伸ばすチャンスなのです。

子どもが暇で、ぐずって困ったら、スマホを見せてしまいますよね?

スマホは大切な暇な時間を根こそぎ奪ってしまうのです。

子どもの生きる力の育ちについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

「生きる力」とは?新しい時代を生きていく子どもたちへ贈りたい力
生きる力とは?どこよりもカンタンに解説!先の見えない時代の中、子どもたちに必要なものは?学力?英語力?いいえ、生きる力です。生きる力を贈り幸せな人生をプレゼントしましょう。

親子の時間を奪う

これについては使い方次第ですよね。

しかし、子どもがぐずった時、長距離移動の時、病院での待合室・・・。

スマホ登場前は、必然的に子どもと向き合わなければいけなかった数々の時間。

それらの時間がスマホに奪われてしまっています。

もちろん現代のお母さんが大変なのは百も承知です。

保育園で働いていて、身近でお母さんを見ていて本当に大変だと肌で感じています。

しかし、それでも子どもがぐずった時にスマホを渡せば、その一回分子どもとの時間が減るということは事実です。

「そんな事言って大変なお母さん方を追い詰めるべきでない」という意見から、スマホ育児容認派が主流になっていることもわかっています。

皆わかってるのは承知の上、それでもやはり声に出していきたいのは、スマホ育児は頼れば頼るほど親子の時間を確実に奪われるということです。

幼少期の親子の時間の大切さはどんなものにも代えがたいものです。

嫌われるのも覚悟であえて書いています。

スマホ育児は親子の時間を確実に奪っていくのです。

スマホを使う子どもの様子が怖い

これはもう本当に感覚の話です。

保育園では普通スマホを子どもに見せることはありません。

しかし、私の保育人生の中で信じられないことに、わずかな時間ですが子どもにスマホを見せる人がいました。

その時の子どもの姿がいつもの様子と違いすぎていて本能的に怖かったです。

普段、そんなに遊びに集中できない子も画面にかじりつかんばかりの勢いで、流れている大したことない動画を見ているのです。

私の目には危ない薬でも与えられているかのように見えました。

その中でも、子ども向けダンス動画を流した時の反応の差です。

家でスマホを見ていない子はスマホから離れて、音楽に合わせて踊っているのですが、家でスマホを見ている子はスマホを見ることに夢中でピクリとも動きません。

その子どもたちの反応の差に、私はなんとも言えない怖さを感じました。

スマホ育児をする人を批判するつもりもないし、賛成派の人を議論で叩き潰そうとも思っていません。

誰が正解かわからないから、それぞれ好きにしたら良いと思います。

ただ、私なら絶対に自分の子どもには見せません。

私個人としては本当に感覚的に怖かったのです。

まとめ

私がスマホ育児はよくないと思う理由について解説してきました。

かんたんに言えば、容認派の人は育児に大変なお母さんだったり、ケータイ会社だったり、大人に寄り添っている。

否定派の人はまだ見ぬ子どもへの悪影響を心配しているということです。

私も本当にスマホ育児での悪影響があるのかはわかりません。

しかし、現在、目に見える情報だけでもあまりよくはないかな?と感じている人が多いのも事実です。

そして、スマホ育児の影響がデータとしてわかる頃には、今の子育て世代には手遅れだということは紛れもない真実です。

子育ての便利アイテムではあるけど、必需品ではないスマホ。

自分の子どもに深刻な悪影響があるかもしれないものは、できれば遠ざけたほうが良いのではないかと思います。

タバコを子どもの前で吸う人って少ないですよね?

それと同じことなのではないでしょうか。

今すぐ大きな影響はないけど、将来とても悪影響があるかもしれないもの。

小さい子どもにとってスマホはそういうリスクのあるものです。

しかし、スマホ育児はやめたほうがいいというのは、一保育士としての私個人の意見です。

結局最後に決めるのはお母さん、お父さんです。

「皆使っているから・・」ではなく、一度立ち止まり、しっかりと考えて自分で判断してほしいと願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

子育てには何が大切なのか?知りたい人はこちらの記事もどうぞ

 

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