子育てで後悔したくない人必見!幼少期の子育てで大切にしたい3つのこと

幸せになる子育て

こんにちは!保育士のサボジローです!

「子育ての情報はたくさんあるけど、多すぎてなにが大切かわからない!」

そんな風に思ったことってありませんか?

私も保育の仕事をしてきて、多くの専門書や育児書を読み、たくさんの講演に参加しました。

多すぎてなにが大切か見失いそうでした…。

長年働きながら真剣に考えた結果、
小さい頃の子育てで本当に大切なのはこの3つです!

  • 子どもをしっかりと見ること
  • 教えるではなく一緒に考えること
  • なによりも大切なのは愛情を注ぐこと

「おいおい、当たり前じゃないか…」

という声が聞こえてきそうです。

ですが、その当たり前を見失っている人が本当に多いのです。

そこでこの記事では、子育てに大切な3つのことをわかりやすくまとめてみました。

※ボリューム多めの記事なので、
必要なとこだけ読んでも大丈夫です。

どんな人に育てたいか?

まずは自分の子がどんな人になってほしいか想像してください。

想像できましたか?

では、見ていきましょう。

お金を稼いでお金持ちになってほしい!!

お金持ちになってほしい。

親なら誰しも一度は思うかもしれません。

お金は大切です。

では、お金を稼ぐ人とはどんな人でしょう?

学力のある人ですか?
カリスマ性のある人ですか?
独創性のある人ですか?

どれもイエスでしょう。

これらの人には共通点があります。

それは、自分で考えることができる人です。

では、自分で考える力はどうすれば身につくのでしょうか?

「自分で考える力」までスキップ!

芸能人・スポーツ選手など有名になってほしい!

すみません、これはわかりません。

きっとたくさんの人が知りたくて、芸能人のご両親に意見を求めるのでしょうね。


しかし、こればっかりは運の要素が強いので、誰にもわからないと思います。

私に言えることは、子どもに自ら考える力をつけてあげることくらいです。

力及ばずすみません。

一番の願いはその子に幸せになってほしい

ほとんどのお母さん・お父さんが考えるのは、子ども自身の幸せではないでしょうか。

では幸せとは何でしょうか?

お金があること

恋人・友人など愛する人がいること

やりがいのある仕事や趣味を見つけられること

色々な幸せの基準があると思います。

しかし、ここで注意したいことがあります。

それは、時代によって幸せの形は全く違うということです。

私の親世代の一般的な幸せと言えば、
いい学校に行き、
いい仕事につき、
いい車に乗って、
いい奥さんをもらって平穏に暮らす

そんな形が多くの人が思う幸せでした。

しかし、私の世代(現在アラサーです)はどうでしょう。

学力主義は終わりを迎えつつあり、

いい仕事よりもプライベートを重視する人も増え、

車に興味のある人は減り、

結婚ですらしない選択をとる人もたくさんいます。

もっとさかのぼれば、祖父母の世代は戦争中でした。

そのころの人は、誰か今の時代を予想できたでしょうか?

つまり、自分の子どもが大人になるころには、幸せの価値観は全く変わっているかもしれないということです。

では私たち大人にできることはなにがあるでしょう。

それは、どんな時代や場所にいても幸せに生きていける、3つの力をつけてあげることです。

幸せに生きていくために育てたい3つの力

1.自分を大切にできる力

自己肯定感と言う言葉をご存知でしょうか?

幸せになるために何よりも大切な力です。

自己肯定感とは、そのままの自分を価値あるものだと感じ、大切にすることができる力です。

人は自分の存在に意味を求めます。

人から認められる自分。
すごく大きな仕事を成し遂げることができる自分。
自然の中の一部としての自分。

人生には様々なステキな価値があります。

しかし、これらは自分で価値があると思えて初めて幸せになります。

そのために必要な力が自分を大切にする力、自己肯定感です。

この自己肯定感は、主に小さいころに身につく力なのです。

2.自分で考える力

「最近の子は自分で考えることができない」

という話をよく耳にしますよね。

これはとても悲しいことです。

自分で考える力を育ててもらえなかった人は、急速に変わっていく今の時代に対応できません。

そのため、引きこもったり、幸せに生きるための手段を得られなかったりしています。

それでも幸せだという人もいるでしょう。

しかし、これからさらに大きく変わっていく時代の中、自分で考えることができない人はどうなっていくでしょう。

今ある仕事がAIに取って代わられ人の仕事は少なくなっています。

そんな時、自分で考えられない人は雇ってもらえるでしょうか?

決して未来が明るいとは言えない日本の中で、果たして一生食べるに困らず生きていけるでしょうか?

逆に、
自分で考えることができる人は
新しいビジネスを考えたり、
新天地を求め海外に出たり、
楽しいことも自分でどんどん生み出していけます。

どんな時代になっても、どんな環境になっても、自分で考えて生きていく。

自分で考える力はこれからの子どもには絶対に必要な力です。

3.人にやさしくできる力

人に愛される人になってほしい。

親ならほとんどの人がそう思うのではないでしょうか。

人に愛される人とは、人を愛することができる人です。

新興宗教の勧誘みたいですね(笑)

しかし、みんな心の中ではわかっている事実です。

あなたの周りの、本当に人に好かれている人はどんな人ですか?

きっとやさしくて人を好きな人でしょう。

人にやさしくできる力、それは人に好かれて幸せな人生を送るための大切な力ですね。

乳幼児期の子育てで大事にしたい3つのポイント

幸せな子に育つための3つの力は

  • 自分を大切にできる力
  • 自分で考える力
  • 人にやさしくできる力

でしたね。

では、どうすればこれらの力が育つのでしょうか?

ここでは乳幼児期に育てたい、子育てに大事な3つのポイントを見ていきましょう。

1.子どもをしっかりと見る!

まずは子どもをしっかり見ることです。

これ、とてもとても大切なことです。

ではしっかり見るとはどういうことでしょう?

それは、子どものことを気にかけて、
なにをしているのかな?
どう考えているのかな?
と想像してあげることです。

少し専門的な話になってしまいますが、小さいころの成長には、三項関係がとても大切と言われています。

三項関係ってなに?

三項関係とは簡単に言えば、
生後9か月ごろから見られる、子ども、お母さん、子どもの興味があるもの、の3つで成立するコミュニケーションのことです。

例えば、赤ちゃんがネコを見つけたとします。

「なんだろな、おもしろいな」
と思ってネコを指さし、
「あー!」と
お母さんに伝えます。

するとお母さんがそれに気づき、
「にゃんにゃんいたね、かわいいねぇ」
と応えてくれます。

これが三項関係です。

”振り返るとお母さんがみていてくれる”

この安心感で子どもは人が好きになり、様々なことへの興味を育て、積極的に色々なことに挑戦していくのです。

三項関係についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

赤ちゃん成長の節目、三項関係とは?わかりやすく徹底解説!
三項関係とは、赤ちゃんとお母さんが同じものを見て感動できるようになることです。発達にとってとても大切な三項関係についてどこよりもわかりやすく丁寧に解説していきます。

三項関係が子どもを育てる

三項関係とは、振り返ると大好きな人が見ていてくれるということでしたね。

この三項関係は「自分を大切にできる力」「人にやさしくできる力」に大きく関わってきます。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

赤ちゃん成長の節目、三項関係とは?わかりやすく徹底解説!
三項関係とは、赤ちゃんとお母さんが同じものを見て感動できるようになることです。発達にとってとても大切な三項関係についてどこよりもわかりやすく丁寧に解説していきます。

「そんな当たり前のことみんなしてるよ」
と思われるかもしれません。

しかし、実は最近の保育現場では、三項関係がうまく形成されていない子が多くなってきています。

原因は様々でしょうが、一番はスマホではないかと言われています。

赤ちゃんの出すサインは年齢が低いほど小さいものです。

時には、お母さんを振り返って見るだけかもしれません。

そんな時、お母さんがスマホに夢中で赤ちゃんの発見に気付くでしょうか?

何度もサインを出しても気づいてもらえないと、赤ちゃんはだんだんとサインを出すことをやめていってしまいます。

もちろん、四六時中赤ちゃんを観察していることは不可能です。

そうしなければ赤ちゃんが育たないということではありません。

ただ、時間が空いた時は赤ちゃんを見て、
なにをしてるのかなぁ?
なに考えてるのかなぁ?
あ、そんなことに興味があるんだ!
と想像しながら観察してください。

赤ちゃんのことを考えながら赤ちゃんを見て、サインに気付いて返事をしたり、一緒に楽しんだりしてあげることが大切なのです。

ちなみに、赤ちゃんのうちだけではありません。

子どもが「ねえ見て見て」と大人とかかわりを求めたときにしっかり見て話を聞いてあげる。

これはいくつになっても、子どもに「自分は大切な存在なんだ」と感じさせ、大きく子どもの力を伸ばします。

2.答えを教えるのではなく、一緒に考える

これもシンプルですが、慣れないと意外と難しいことです。

私の担任していた幼児さんのクラスで、こんなことがありました。

ある日のお散歩中、
「わぁ川がキラキラしてきれいだね」
と水面が陽の光を反射してキラキラと光る様子に感動していました。


「そうだね、キラキラ光ってとてもきれいだね。」と
私は答え、子どもの感性に感動していました。

すると、次に同じ場所を通った時
「あれ、今日は川がキラキラしてないよ?」
と子どもたちが気付きます。

その日は曇りでお日様が出ていませんでした。

私は曇りで日の光がないためだとわかっていますが、
「どうしてかなぁ不思議だね。」
と返しました。

すると、子どもたちは考え始めます。

「風が吹いてるからかな?」

「光の妖精がお休みだからだよ」

「お日様がいないからじゃない?」

そんな風に自分の考えを口々に言います。

何も言わない子も
「どうしてかなぁ」と考えている顔でした。

私は子どもたちの話をしっかり聞き、
「そうかなぁ」
「そうかもね」
「なるほど、おもしろいことに気付いたね」と相槌を打っていました。

それ以来、しばらくは川を通ると
「キラキラしてるかな?」
と観察し、考えていました。

もし私が
「川が光ってるのは太陽の光を反射してるからで、
今日は曇りだから光らないんだよ」
と教えてしまえば、
子ども達は「そっかー」と興味を失っていたでしょう。

しかし、
問いかけたことで疑問を持ち、
川を通るたびに思い出しては考えていました。

これが子どもと一緒に考えるということです。
大事なのは答えではありません。

私たち大人は、子どもよりも少し知識があるからと言って
「正しい知識を教えなくては」
となってしまいがちです。

しかし、正しい知識はきっとそう遠くない未来に、どこかで知ることになるでしょう。

それよりも子どもたちに必要なのは、自分の頭で考える時間です。

自分の頭で考える癖のついた子は、様々なことに興味を持ち、大きくなるにつれたくさんの知識を蓄え、自分で道を切り開いていく人になるでしょう。

私たちは、自分の持っている以上の知識を教えることはできません。

しかし、一緒に考える時間を作ることで、自分で考える力をつけてあげることはできるはずです。

3.なによりも愛情を注ぐ

最後は一番シンプルです。

ともかく愛情を注ぐことです。

愛情を注ぐとはどういうことでしょう?

たくさんのおもちゃを買ってあげること?

おいしいものをたくさん食べさせてあげること?

楽しい場所に連れて行ってあげること?

もちろん、これらすべて愛情がなせることでしょう。

しかし、実際はもっとシンプルで、子どものことをたくさん考えてあげることだと思います。

そして、愛してることを言葉やスキンシップで子どもにわかるように表現することです。

どんなに愛していても愛情は目に見えません。

昔、ローマ帝国のフリードリヒ2世が行ったという、有名な人体実験があります。

赤ちゃん50人を集め、
目を合わせる、
笑いかける、
声をかけるなどのスキンシップを禁止して育てさせました。

ミルクや排泄など生きるために必要な世話はしっかりしていました。

結果…全員の赤ちゃんが死んでしまったのです。

栄養は十分でも、愛してもらえなかった子どもたちは生きられなかったのです。

どんなに愛していても、表現しなければ伝わらないのだなと思います。

それくらいスキンシップは大事なのです。

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大人同士も同じですよね?

幸せな子にするための子育てで一番大事なこと、それは、「大好きだよ」と抱きしめてあげることなのかもしれません。

まとめ

今回は子育てで本当に大切な3つのことを解説してきました。

まず我が子にどんな人になってほしいかを想像してください。

色々な答えがあるでしょうが、共通するのは幸せな人になってほしいということではないでしょうか?

幸せな人になるために必要な力は

  • 自分を大切にできる力
  • 自分で考える力
  • 人にやさしくできる力

でしたね。

この3つの力を育てるためには

  • 子どもが振り返った時に優しくこたえてあげること
  • 教えるのではなく一緒に考える時間を作ること
  • スキンシップや言葉で愛情をしっかり伝えること

です。

よく幼児教育は木を育てることに例えられます。

学校教育で大きく太く、枝をたくさん伸ばした立派な木を育てるために、栄養満点の土を耕す作業が幼児教育です。

学校で勉強することを先取りしても、あまり効果はありません。

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今やるべきことはたくさん愛情をかけ、子どもの好奇心を伸ばし、考える力(考える癖)を育てることです。

遠回りなように思えるかもしれませんが、たくさん抱きしめること、子どもと一緒に楽しんで遊ぶことが何よりの教育なのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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