
こんにちは!
移住系保育士のこうへいです!!
沖縄移住!なんて素晴らしい響きでしょう。
青い海、広い空、常夏の楽園!そんな沖縄に移住してみたいなあ…という方、多いのではないでしょうか?
しかし、実際に移住するとなれば気になるのは実際の費用でしょう。
そこで、今回は僕が沖縄に実際に移住した際にかかった費用を公開したいと思います。
この記事を動画で見たい方はこちらをどうぞ。
僕が移住した際の状況

さて、移住と一口に言っても色々あると思います。
独り身なのか、カップルなのか、それとも家族がいるのか。
独り身ならば現在は実家なのかすでに一人暮らしなのか…。
状況によってかかる費用も様々だと思いますので、まずは僕の当時の状況を説明しておきます。
まず、沖縄移住では彼女と2人で同棲しようと決めていました。
そして、その当時はリゾバで全国各地を彼女と一緒に転々としていたので、実家暮らしではないけれど、リゾバ先の寮暮らしでした。
数ヶ月単位で移動を繰り返していましたので、家具や家電は持っていませんでした。そのため、実家ぐらしの方と移住に向けての状況は一緒です。
なので、僕の移住費用が一番参考になるのは、「お互い実家ぐらしだけど、沖縄に移住して同棲したい」というカップルの方ですね。
まぁでも「実家住まい、一人暮らしを沖縄で始めたい」という方も大きくは変わらないと思うので参考にしてください。
正直すでにどこかで家を借りて生活をしている家族の方は、あまり参考にならないかなぁと思います。
沖縄移住の際に最低限必要なもの
最低限は人によって違うと思いますが、僕基準で最低限必要なものをリストアップし、そこに実際に掛かった費用を公開します。
- 家
- 車orバイク(沖縄では必須です。詳しくはこちらの記事で。)
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 炊飯器
- カーテン
くらいですかね。
まぁあとはソファ・ベッド・テレビ・オーブントースター等など実際に住み始めて買ったものはいくつもありますが、そこらへんは人それぞれだと思います。
沖縄移住の際の費用
さて、では僕が実際に掛かった費用を公開していきたいと思います。
まず前提として、僕はだいぶお金ありませんでした。(沖縄移住直前に1ヶ月バリで遊んでたので・・・。)
なので、「できる限り安く」がコンセプトです。
生活がスタートできる最低限で移住してます。
貯金もあんまりありませんでした(笑)
でも、今移住して3年目に突入し普通に生活も安定しているので、まぁなんとかなるもんです。
では、費用です。
住居費用
一番気になるところではないかと思いますが、僕が住んでいるのは那覇周辺都市、築2年の2DKの駐車場1台付きアパートで、家賃が58,000円です。
その環境で初期費用が
- 初期費用170,000円(仲介手数料・火災保険・家賃保証料・前家賃1ヶ月分)
- 鍵交換代9,000円(任意でした)
- ガス開通費用10,000円
住居費用の合計が189,000円でした。
家賃は同条件で那覇市内ならもっと上がりますが、一人暮らしでボロくてもいいというならもっと安いところいくらでもあります。
車・バイク費用
さて、車やバイクをどうするかで大きく費用は変わってくるでしょう。
とりあえず動けばいいくらいの原付なら、ジモティーとかで3〜4万円くらいで買うこともできます。が、その原付を手に入れるまでどうするか?など考えることは色々ありますね。
確実なのは沖縄来て実店舗で在庫の原付を買うことですが、それなら安くても5〜7万円くらいは必要ですね。
参考までにグーバイクの沖縄ページを見てみてください。
僕の場合は、地元の名古屋で知り合いから車(フィット)と原付を破格で譲ってもらい、それを海上輸送して沖縄まで持ってきました。
まず、フィット5万円、原付は知り合いのおじいちゃんが使っていて乗らなくなったというのを無料で譲ってもらいました。
まぁこれらは移住費用には含まないことにします。
移住費用としては、
- 原付輸送33,000円
- 車輸送48,260円
- 車庫保証金30,000円(車庫証明を取る際に不動産会社に預けるお金)
- 車庫証明22,000
車・バイク費用は合計で133,260円です。
ちなみに、車輸送の際、「盗難にあっても保証しないけど荷物積んでおいてもいいよ」とのことだったので、僕は荷物を詰めるだけ車に積んでおきました。
これで大分自分の荷物の運送料金を節約できたと思います。
ただ、作業効率化のため車の鍵は預けてから受け取りまで開けっ放しなので、結構ドキドキしましたが…真似する方は自己責任で。
家電費用
次は生活に最低限必要な家電の費用です。
まぁ暮らそうと思えば洗濯機も冷蔵庫もなくても暮らせますが、移住してしっかり生活しようと思えばそりゃあ必要ですよね。
しかし、家電ってやはり高い・・・。
そこで、お金のなかった僕がとった策略は、「リサイクルショップで買う。」です!
沖縄県内にも結構たくさんリサイクルショップがあり、中古家電がたくさん売ってます。
こんな風に激安でとりあえずの生活が始められます。(当時メモで撮った画像なのでクオリティ低めです…)



こんな感じでリサイクルショップをめぐり、手に入れた家電の費用がこちら。
- 洗濯機17,280円
- 冷蔵庫14,904円
- 電子レンジ4,900円
沖縄で買った家電費用の合計は37,084円です。
あ、ちなみに、炊飯器は実家で使わなくなったのをもらって車に詰め込んでおいたので0円でした。
その他日用品費用
家電意外にも必要なものってありますよね。
その費用を覚えている範囲でまとめておきます。
- ガス台16,300円
- カーテン13,000円(レースカーテン・遮光カーテン×2、うろ覚え)
- 物干し竿1,000円
- 掃除用具2,000円
- ソファ18,590円
- 食器棚13,824円
- ダブルベッド(中古)7,000円
- マットレス40,000円
- その他小物2万円くらい?
その他日用品費用は合計131,714円です。
移住の際の交通費など
移住してくるには当然交通費かかります。
飛行機なので無視するわけにもいかない金額ですよね。
ちなみに、移住の前に家と仕事を決めるため、数日間沖縄に滞在してます。その際の費用もやはり含めたいと思います。
- 家・仕事決めの際の交通費(名古屋⇔那覇)21,420円
- 家・仕事着目の際の宿泊費2泊5,000円
- 移住時の航空券(名古屋→那覇)17,800円
- 移動用の原付レンタル代3,000円
移住時・移住準備時の交通など合計47,220円です。
僕が移住にかかった費用合計
そんなわけで、僕が移住にかかった費用の合計は
538,278円です!!
・・・正直びっくりしました。
こんなにかかったんですねぇ。
意外とお金あったのかな?
まぁ、彼女も結構出してくれたんで全額僕が出したわけではありませんが・・・。
僕はとにかく安くをコンセプトに移住しましたが、それでも50万円くらいはかかったのですね。
もちろん、カップルですし、ソファやマットレスなど多少贅沢品も買ってます。
また、2人暮らしなので、車と原付き両方用意してるのでそこにも費用かかってます。
まぁそれらを差し引いて、一人暮らし用の家だったとしてもどう安く見積もっても30万円くらいは必要ですよね。
そりゃあそうです、新生活を始めるのには結構お金かかります。
ちなみに参考までにですけど、僕の同僚で関西から夫婦2人で引っ越ししてきた方は、100万円は余裕でかかったと行ってましたよ・・。
沖縄移住して本当に住み続けられるのか?

沖縄移住の費用は安くても30万〜50万くらいかかるのです。
失敗はできませんよね。
しかし、沖縄に移住してきた人のち、決して少なくない人々が数年と経たずに帰っていくのも現実です。
では、なぜ沖縄移住は続かないのでしょうか?
理由はそれぞれだと思いますが、僕が実際に移住して感じるのは、沖縄の給与の安さと、友だちができないことかと思います。
まず、沖縄は平均給与では2019年のデータをもとに集計されたこちらのランキングでは全国46位。
全国ワースト2位です。
しかし、一方で沖縄の生活コストって安くないのですよね。
東京など大都市に比べれば家賃は安いのですが、代わりに車を維持しなければなりません。
物価が安いなど勘違いされがちですが、むしろ野菜などは内地より高いです。
なので沖縄で実際に暮らしてみると思ったより生活が厳しい・・・。
そんな理由で離れていく人も多いでしょう。
また、僕もそうでしたが「沖縄に移住したらあっという間に友達たくさんできて楽しい沖縄ライフが待ってる!」なんて思いがちですが、大間違いです。
考えても見れば当たり前なんですが、あなたにとって「移住」でも、沖縄の人にとって普通に昔から生活している地元なんですよね。
だからわざわざ移住してきた人と積極的に友達にならななくてもたくさん遊び相手はいるし、なんなら普通に生活していれば職場の人以外と知り合いになる機会なんてないです。
もちろん、バーに行ったりして積極的に友達を作ろうとすればできますが、そうしなければただただ知らない土地で独りです。
そんな風に「沖縄移住思ってたのと違う」と帰っていく人何人かみてきました。
移住費用には結構な大金がかかりますので、慎重に検討したほうがいいでしょう。
まずは費用0円で貯金しながらお試し移住!!

さて、ここまで読み進めてくれた方に、
せっかくなので移住を実現するヒントをお伝えしたいと思います。
僕も最初はこの方法で、沖縄をある程度知ってから移住しました。
沖縄に費用0円で移住できる方法とは、リゾバ、つまりリゾートバイトです。
リゾバとは、リゾート地で住み込みで働いて、リゾートを楽しみながら仕事して生活をしちゃおうというバイトです。
まぁ一旦今の生活をやめなくてはいけないので、家族のある方は厳しいと思いますが、独り身の方、カップルで沖縄で同棲したいと思ってる方なんかにはとってもおすすめです。
実際僕も沖縄の西表島で1年。宮古島で半年リゾートバイトを経験しました。
リゾバのいいところは、移住費用がかからないところ。
勤務先によって様々ですが、現地への交通費、寮、場合によっては食事まで提供されるところもあります。
給与自体は沖縄のリゾバは安いのですが、生活にお金がほとんどかからないので、貯金もたまります。
その上実際に沖縄で暮らして自分に沖縄が合うかどうか確かめることができますし、現地に友達も作れてしまいます。
リゾバは普通の移住と違い、周りにたくさんのリゾバの人がいるので、リゾバ同士で仲良くなって、2度目の青春のように楽しいです。
僕が今沖縄に一緒に移住してきて暮らしている彼女も、西表島のリゾバ仲間でした。
無料で、現地で実際に暮らしながら、友達や恋人作りもできてしまうリゾバ。
あなたがもし独り身で、「沖縄移住したいな」と考えているなら、やらない理由はないでしょう。
ではリゾバをやるにはどうするか?
リゾバ専門の派遣会社がありますので、まずはそこに登録してお仕事探ししてみましょう。

きっと楽しいリゾバ生活が始まりますよ。
たくさんのリゾバの会社を使いましたが、僕のおすすめはリゾバ.com
リゾバの派遣会社って結構適当なとこ多いのですが、リゾバ.comを運営するヒューマニックは全国に沢山の支部があり、リゾバ先ごとに担当がついていてしっかりアフターフォローもしてくれます。
リゾバは住み込みの仕事になりますので、生活環境をそのまま職場に握られているようなものです。しっかりこちら側の立場で守ってくれる、ヒューマニックのような会社に登録するのが無難でしょう。
まとめ
今回は、僕が沖縄移住した時に実際に掛かった費用についてお話してきました。
「とにかく安く」がコンセプトだった僕でも538,278円もかかりました。
沖縄移住は決して安くはありません。
沖縄移住は観光とは全く違います。
沖縄での実際の生活が合うか合わないか人それぞれですよね。
もしもあなたが独り身や結婚前のカップルなら、移住を決意した時点でリゾバでお試ししてみるのがいいでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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