
こんにちは!保育士のサボジローです!!
皆さん保育園の服に名前つけてますか?

全部の持ち物に名前つけてって言われてるけど面倒で・・・。

そもそも、下着や靴下までつけなくてもいいんじゃないの?

そうなるよね。
でも、名前つけてもらえないと、とても困っちゃうんだ・・・。
保育園に入るとほとんどの場合言われるのが、「持ちの藻にはすべて名前をつけてください。」ということ。
洋服はもちろん、肌着やパンツ、靴下、使うタオルにオムツまで・・・。
「そこまでする必要ある?」という感想が普通でしょう。
それが、そこまでして頂く必要、あるんです。
なぜ保育園の持ち物には記名が必要なのか?
保育園の実態からわかるその理由と、名前付け場所や方法など保育士目線でお伝えします。
名前付けは本当に必要か?
保育園ではすべての持ち物への名前つけがお願いされていると思います。
果たして全てに名前を書く必要あるんでしょうか?
あるんです。
なぜなら、保育園に通う子どもたちは自分で持ち物を管理できません。
5歳児ならともかく、4・3歳児もすべての持ち物を管理することは難しいですし、0,1,2歳児はどれが自分のものかも自分でわからない状態です。
2歳時になればだいぶ自分のものがわかってきますが、それでも肌着や靴下など「無記名の物をこれだれの?」と聞いてもわからないこと多いです。
「でも、保育士が管理するんだからいいんじゃないの?」と思われるでしょう。
もっともなんですが、想像してみてください。
保育園には何十人の子どもが一緒に生活しているのです。
そして子どもたちの自立を促すため、できることは自分でやってもらうことが多いです。
しかし、家庭と違い一対一ではないので目の前でずっと一人の子を見ているわけにはいきません。
なので、子どもが着替えている最中にその場を離れる用事ができて、戻ってくると数人の着替えが混ざって散乱している・・・。なんてこともよくあります。
また、園によると思いますが、給食の食べこぼしでどろどろになったり、感触遊びでどろどろになった洋服を軽くすすぐこともあります。
そんな時、当然一度にまとめて洗ってしまうのですが、その時に無記名だともうどれが誰のものかわかりません。
また、赤ちゃんの場合、ロッカーから洋服やらオムツやら引っ張り出してぐちゃぐちゃ・・・。どれが誰のやねん・・・。と途方に暮れることもあります。
数十人の子どもが一緒に生活している保育園では、洋服が混ざったり、落ちていて誰のかわからないということは日常茶飯事なのです。
そんな時名前がない服はどうするか?
めっちゃ匂いをかぎます・・・。
柔軟剤やその子の家庭の匂いで持ち主を当てるのです。
事実、保育士さんは自分のクラスの子なら匂いで持ち物がわかってしまう人がほとんどです。
でも、本当はそんな事したくないです。
人の服の匂いをクンクンみんなで嗅ぐのは嫌ですし、嗅がれる方も嫌だと思います。
また、最大限気をつけていますが、間違って他の家庭の荷物に服が紛れてしまうこともあり得ます。
そうすると大体洗濯して返してくれますから、もう匂いの手がかりもなくなりお手上げです。
更に、肌着などわかりにくいものだと、記名がない場合その家の服に混ざって使われていることもあり得ます。
紛れ込んで帰ってこないのです。
そんな様々な事情から、保育園ではすべての持ち物に名前付けをお願いしています。
1、2歳児でも一人の保育士で6人。
幼児なら一人の保育士で20人以上をみなければいけません。
子どものすべての持ち物を管理することなど到底不可能なのです。
名前付けは絶対に必要なのです(涙)
どうか、面倒だとは思いますが、名前付けお願いいたします。
名前付けの場所は?
さて、では名前をどこにつければいいのか?
まぁどこであっても名前つけてあるだけでもありがたいのですが、「ここだとよりわかりやすくて助かります」という場所を紹介しておきます。
洋服・ズボン・肌着・パンツ

洋服やズボン、下着などは100%洗濯タグがついています。
この洗濯タグに名前をつける人が非常に多いので、私達保育士もまずはそこを確認します。
ですから、特別な理由がなければ洗濯タグのあるものは洗濯タグにつけてもらうのがベストです。
タオル・ハンカチ

タオルやハンカチも、洗濯表示のタグがあるはずです。
洗濯タグにつけてもらえばまず間違いないです。
ちなみに、乳児さんで口拭き用タオル持参の場合名前つけ必須です。
全員分まとめて水につけ、絞っておしぼりにするので、名前がないとそこで誰のかわからなくなります。
オムツ

オムツを持参する園では、オムツも名前を付ける必要があります。
まぁオムツの場合どこに書いてあってもわかりやすければいいのですが、強いて言えオムツのお尻側に名前付けをしているお母さんが多いです。
靴下

靴下の名前がないものが非常に多くて困っています。
確かにいちいち名前つけるのめんどくさいですよね・・・。
しかし、靴下こそなくなりやすく、よくそのへんに落ちています。
名前がない場合・・・匂いがぎます。かぐわしいです(泣)
靴下はデザイを損なわないためか、足の裏に来るところに名前をつけている方をよく見かけます。
上履き

上履きはみんな似ているので必ず名前つけてほしいです。
名前の場所は、靴のかかと部分と、足の甲を押さえるゴムの部分の両方が理想です。
そうすれば、靴箱においてあっても、玄関に並んでいても名前がパッと見てわかるので。
帽子
帽子はタイプによりますが、各家庭バラバラの帽子で名前を付ける場所がない場合は洗濯タグに。
園用帽子の場合指定があると思います。
よくあるのは日よけのついたこんな帽子。

日よけと本体が分かれるので2箇所に書いてもらえると助かりますf.
ちなみに、園用帽子の場合名前の他に子どもがパット見でわかる目印(アップリケなど)もあるとベストです。
2歳以上ともなれば、子どもが自分で帽子を探してかぶることも多いので。
名前付けの簡単な方法は?
一番シンプルな方法はもちろんマッキーです。
見た目やにじみなど気にしない方はマッキーで「えーい!」と大きく書いてもらえば問題ありません。
しかし、マッキーで書くにしてもすべての洋服や肌着、毎日使い捨てるオムツにまで名前をつけるのは結構手間です。
きっと面倒くさい作業だろうな・・・。と思って保育園で働く日々ですが、全ての持ち物に完璧に名前つけしてるご家庭って結構あります。
そして、そんな家庭に共通しているのが名前シールや名前スタンプの使用です。
手書きでなく、タイピングしたような文字で全てに名前がつけてあるんですよね。
テプラみたいので作るのかな?と思ってましたが、今ってすごく便利な時代ですね。
【お名前シール製作所】
名前スタンプがあれば、毎日のオムツへの名前書きが超時短できますし、万能インクでお弁当箱などのプラスチックにも、洗濯する洋服などにも使えてしまうのです。
また、ノンアイロンのタグ用お名前シールも便利です。
アイロンがけすることなく、洋服のタグにピタッと名前をつけれてしまうのです。もちろん洗濯OK。便利ですね。
1シートに100〜600枚ほどのシールが付いて1,100円。
1シートあれば何年も使えるので、コスパも抜群ですね。
忙しいママにとってマッキーで名前を書くのも大変な作業。
完璧に名前つけしてるお母さんは大体名前シールを使用しているので、一枚試しに使ってみるのもいいかもしれません。

まとめ
保育園の持ち物への名前つけはなぜ必要か?について解説してきました。
名前付けが面倒なのは私達保育士もよーくわかります。
しかし、集団生活である以上名前をつけてもらわないと持ち物の紛失は避けられないのです・・・。
もし名前をいちいち書くのが面倒な方は簡単・時短「お名前シール」
最後までお読みいただきありがとうございました。

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