
こんにちは!保育士のサボジローです!
生まれて間もない赤ちゃんって本当にかわいいですよね。
ずーっと赤ちゃんを見つめていると、ある時赤ちゃんがじっと自分の手を見つめていることに気づきませんか?
「手ばっかり見てるなんてうちの子大丈夫?」と少し不安になるお母さんもいらっしゃるようですね。
これは実はハンドリガードと呼ばれる成長のサインなのです。
本記事では赤ちゃんの不思議な成長の一つ、ハンドリガードについて解説していきます。
ハンドリガードとは?赤ちゃんが手を見るしぐさの意味
赤ちゃんは一人でご機嫌な時、じーっと手を見つめるていることがありますよね?
これは実は赤ちゃんの成長のサインなのです。
赤ちゃんはこの世に生まれてきたとき、何も知りません。
もちろん、自分がどんな存在なのか、
自分の体がどんな風になっているのか、
それどころか目の前に現れる自分の手すらよくわかっていないのです。
そんな赤ちゃんが、
生後3か月ごろになると自分の手を思うように動かすことができるようになってきて、
「あれ?これなんだ?あれ?これ、ぼくがうごかしてるの?」
と気づいていろいろと研究して遊び始めます。
つまり、「ハンドリガード」とは、
自分の手に気付いた赤ちゃんが自分の手で遊んでいることなのです。
これなんだ!?自分の手に気づいた赤ちゃん。

「ん?なにかみえたな?」
「あれ、これってまえにもみたことあるような…」
「あれ?こうするとめのまえにあらわれるぞ」
「あれ、これぼくがおもったようにうごくな」
「あれ、もういっこあった」
「ん?なめてみるとすべすべだなぁ」
こんな風にして
、赤ちゃんは今まで気づいていなかった”自分の手”に気づいて遊びだすのですね。
大人から見れば
生まれた時から当たり前にしていたかのような、
自分の手を思い通りに動かすことすらも
赤ちゃんは少しずつ身に着けていっています。
そんな風に思うとより一層愛しいしぐさですよね。
ハンドリガードと言われる成長のサイン
赤ちゃんが手を見つめるしぐさは生後3か月ごろから見られる、
「ハンドリガード」といわれる成長のサインです。
今まで思うように動かなかった手を動かせるようになり、
目の前に現れたものを追いかけて見ることができるようになって、
これはどうやら自分の体の一部だと認識できるようになった。
そんな風にたくさん成長した証としてハンドリガードは現れます。
こうしてそのしぐさの意味を知ると、
たくさん成長したんだなと愛しさも倍増しますね。
ハンドリガードがないと異常?

ハンドリガードは成長の一つのサインですが、
見られないと異常ということはありません。
ハンドリガードがみられる時期や期間も個人差がありますし、
わかりやすい子もいれば誰も見ていないところで
こっそりしていた子もいるかもしれません。
また、手でなくて足を見つめる子もいれば、
ほかのことに興味がある子もいます。
発達の専門家の中でもハンドリガードは必ず確認しなければならない物ではないといわれています。
成長の中で見られるかもしれない仕草の一つくらいに思っていてもらえば大丈夫です。
まとめ
赤ちゃんがじっと手を見つめるしぐさは、
ハンドリガードと言われる成長のサインです。
赤ちゃんは自分の手を発見し、
おもしろくって遊んでいるときに見られる仕草なのです。
ハンドリガードが見られなくても異常ではありません。
個人差があるので、見られたらかわいいなくらいに思っていて大丈夫ですよ。
なによりも、赤ちゃんが手を見つめているということに気づいたり、
そういう仕草が見られるかな?
と気にしてくれているお母さんやお父さんの愛情は確実に伝わります。
赤ちゃんのことが気になっていろいろ調べてこのページにだどりついたあなたは、
きっと素敵な子育てをしているのだろうなと私は思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。







