2歳児の子2人が、座ってキラキラのボールを転がし、キャッチボールをしていました。
キラキラのボールが羨ましくて入れてほしいケント(2歳)くん。
始めはボールを取ろうとして、2人にとても嫌がられ、僕のとろこに訴えに来ました。
「そっか、ボール使いたいね、入れてって言ってみたら?」と気持ちを受け止め、どうすればいいかヒントを伝えました。
ケントくん2人のところに戻って「いーれーて」とお願いします。
しかし、先ほどボールを取られそうになった2人は「あとでいれてあげるね。」
とやんわり断ります。
”まぁそうなるよなぁ”と僕は思いましたが、ここはケントくんの嫌な気持ちを受け止めようと「今はだめだって、嫌だったね、悲しかったね」とケントくんに声をかけていると・・・。
「ちがうよ、あとでいれてくれるっていったんだよ!」と側で成り行きを見ていたネネちゃん。
確かに!!!
そう言ってました。
僕はボール遊びしていた2人の”入れたくない気持ち”を勝手に想像して「今はだめだって」と声をかけました。入れてもらえなかったケントくんに寄り添おうと思って。
しかし、確かに2人は「あとでいれてあげる」と言っていました。
成り行きを見ていたネネちゃんのポジティブな、言葉通りの受け止め方にハッとした一場面でした。
僕にも「後で入れてくれるって、一緒に待ってようか」という声かけもできたはずです。
子どもの気持ちを想像しているつもりで、決めつけていた自分に反省しました。
保育してると子どもの一言にハッとする場面って結構ありますよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※このエピソードは僕が実際に保育園で経験したことをもとに書かれていますが、名前・場所・団体名等プライバシー保護の観点から変更しています。
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