
こないだうちの子笑ったの!
生まれたバリなのに!!

それ、反射だよ!

・・・・・・・。
上記のような対応は絶対やめましょう。
空気が凍ります。
とはいえ、生まれて間もない赤ちゃんは確かに笑います。
かわいいですよね。
実は、これは新生児微笑と言われるもので、実際に楽しくて笑っているわけではありません。
そこのお母さん、そんなに肩を落とさないでください。
大丈夫ですよ!
実は新生児微笑には、素敵な意味があるのです。
この記事では新生児微笑の意味と、いつから赤ちゃんは笑うのかお伝えしていきます。
生まれてすぐ笑う赤ちゃん。新生児微笑の不思議
赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんから
「うちの子笑ったの!!」と
嬉しい報告を受けることがあります。
水を差すわけではありませんが、
実はこれ、新生児微笑または生理的微笑と言われる
赤ちゃんに生まれつき備わっている機能なのです。
楽しくて笑うということは
コミュニケーションの一種です。
人間はコミュニケーションがとても発達した生き物なので、
「今楽しいよ」
と伝えるために笑うのですね。
生まれてすぐの赤ちゃんは
まだ笑うというコミュニケーションを身に着けていません。
ですから、
赤ちゃんが楽しくて笑うということはないのです。
しかし、確かに赤ちゃんも笑うのです。
寝ているとき、
機嫌のいいときなどに
にっこりと笑って見せる時があります。
これが新生児微笑です。
新生児微笑は反射の一種で、
楽しいから笑っているわけではありません。
不思議ですよね。
なんで新生児微笑はあるの?愛されるための機能
ではなぜ、
人間の赤ちゃんには
新生児微笑という機能がついているのでしょう
実はまだはっきりとしたことはわかっていません。
心地いい気持ちの表現だろうという人もいますし、
顔の筋肉のけいれんで気持ちとは無関係と言う人もいます。
しかし、私は学生時代に習った説を信じることにしています。
人間は他の動物に比べ、
ずっと未熟な状態で生まれてきます。
他の動物を思い浮かべてみてください。
馬も、キリンも、象も生まれてすぐ立ち上がります。
しかし人間の赤ちゃんはというと、
首を支えることすらできない状態で生まれてきます。
当然自分で動くこともできませんし、
大事に大事に守ってもらわなければすぐに死んでしまいます。
そのため人間の赤ちゃんは
親にかわいがってもらう必要があります。
他の哺乳類でも赤ちゃんはかわいいですよね?
実はあかちゃんかわいいのは、
守って育ててもらうためなのです。
そして人間の赤ちゃんは
その中でも特に守られなければ育ちません。
そこで、感情とは関係なく笑うことで
「あ!笑った!!かわいい」と
より一層大事にしてもらうための機能ではないか。
そんな説を保育学生時代に習いました。
つまり、新生児微笑は
「ぼくをいっぱい愛してね」
と言う赤ちゃんからのメッセージなのです。
そう思うとより一層愛しく思えてきませんか?
赤ちゃんが本当に笑うのはいつから?
では、生まれてすぐは新生児微笑なら、
赤ちゃんは何時から笑うのでしょう。
大体赤ちゃんが笑うのは2か月ごろからと言われています。
この頃になると、
お母さんのやさしいかかわりが心地よく、
楽しくて笑うことが出てきます。
たったの2か月で
”笑う”というコミュニケーション手段を
身につけるなんてすごいですよね。
赤ちゃんの成長の速さにはいつも驚かされます。
おまけ “生まれて間もない赤ちゃんの笑わせ方”
生まれてすぐの赤ちゃんは本当にかわいい。
何枚でも写真撮りたくなっちゃいますね。
しかし、どうせなら笑顔も残したい!
というわけで、
昔”伊〇家の食卓”で見た新生児を笑わせる裏技紹介します。
その方法はとっても簡単。
ストローで赤ちゃんの鼻に
フーっと息を吹きかけるだけです。
実践動画があったので貼っておきます↓
まとめ
生まれて間もない赤ちゃんが笑うのは、
新生児微笑といわれる反射です。
新生児微笑は赤ちゃんからの
「たくさん愛してね」と言うメッセージです。
「反射だったなんで、かわいくない」
なんて言わずにいっぱい愛してあげてください。
赤ちゃんはそうまでして
愛してほしいと願っているのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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