
子どもは愛されることが一番大切!
こんにちは、保育士のサボジローです!!
スキンシップが大切という話は誰でも耳にしたことがあるかと思います。
しかし、その理由やスキンシップの効果まではご存知ないのでは?
また、一昔前の世代の人は
「抱き癖が付くから抱っこしすぎはよくない」
なんて言ってきますが本当なのでしょうか?
結論を言えば、
スキンシップには、
抱き癖がついたとしても、
気にならないくらい大きなメリットがあります。
スキンシップは赤ちゃんの将来への貯金と言っても過言ではないくらいに大切です。
そんなスキンシップのメリットやスキンシップの仕方について解説していきます。
赤ちゃんとのスキンシップの2つの大きなメリット

スキンシップによって愛着を形成する。
赤ちゃんとのスキンシップの一番のメリットは愛着の形成です。
愛着と言う言葉をご存知でしょうか?
愛着とは赤ちゃんとお母さんやお父さんとの愛情の絆のことです。
身近な大人との愛着がきちんと形成されることで、赤ちゃんは安心感を持ち、色々なことに興味を持っていきます。
つまり、愛着とは赤ちゃんの成長の基本中の基本なのです。
愛着についてはとても大事なので別記事で解説しています。

この愛着を形成するために大事な要素の一つがスキンシップです。
お母さんやお父さんがやさしく笑顔で触れてくれることで赤ちゃんはそれを心地よいと感じ、愛情を感じることができるようになっていくのです。
この愛着の形成とスキンシップについてはオキシトシンというホルモンで科学的に確認されています。
愛情ホルモン“オキシトシン”
オキシトシンというホルモンをご存知でしょうか。
「あ、難しい話は結構です」なんて言わないで少し聞いてください。
オキシトシンとは別名「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも言われています。
少し興味がわいてきませんか?
女性は赤ちゃんを産むと、このオキシトシンを分泌します。
オキシトシンは母乳を分泌させる働きがあるホルモンですが、その他にも様々な効果があることがわかっています。
- 愛着を形成する
- 子どもの自立を促す
- 幸福感が増す
- ストレス耐性が強くなる
- 学力が上がる
といった効果が代表的です。
いかがですか?愛着を形成したり、幸福感が増すので「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれるのですね。
ちなみにこのオキシトシン最新の研究では出産したお母さんだけでなく、お父さんからも分泌されることがわかっています。
子育てにかかわるほど分泌されます。
もっと言えば、赤ちゃんとスキンシップをするほど分泌されるのです。
私は保育士からも分泌されているのではと思っています。
なぜなら、子どもとスキンシップをとるととても幸せな気持ちになりますから。
赤ちゃんとのスキンシップで親の幸福感が増す

赤ちゃんとスキンシップをするもう一つの大きなメリットは、親の幸福感が増すことです。
先ほどのオキシトシンのところでも説明しましたが、赤ちゃんとのスキンシップをすると、幸せホルモンオキシトシンが分泌されます。
そうすると赤ちゃんはもちろん、赤ちゃんとスキンシップをとった大人も幸福感が増すのです。
これは身近に赤ちゃんがいる人は実体験があると思います。
私も、保育中仕事が大変でイライラしてしまっても、ふいに子どもが抱きしめてれると心がフッと軽くなります。
科学的にも証明されていますし、赤ちゃんとのスキンシップで幸福感が増すのは事実です。
ぜひ赤ちゃんと自分の幸せのためにたくさんスキンシップをとりましょう。
抱き癖が…なんていわずにたくさん抱っこしよう

一昔前の人は
「抱き癖が付くから抱っこばかりしちゃだめよ」
なんて言ってきたりします。
そんな考え方古いと思いつつ
「抱き癖が付いたら大変かしら?」
と少し迷ってしまうときもありますよね。
大丈夫です。
抱き癖なんて気にせずにたくさん抱っこしてあげてください。
そもそも、抱き癖とはなんでしょう?
赤ちゃんが泣いたとき抱っこしてあやしてあげると、赤ちゃんはそれが心地よくてまた抱っこしてほしい時に泣きます。
昔の人はこれを抱き癖と呼んで嫌ったのでしょう。
しかし、抱き癖のどこが悪いのでしょう?
抱き癖のある赤ちゃんとは、抱っこの心地よさを知っている赤ちゃんです。
私から見れば、むしろ抱っこされる心地よさを知らない赤ちゃんこそ心配ですし、抱っ子をたくさんしてもらった子は愛着がしっかり形成され、抱っこされてない子より早く自立していきます。
「抱っこしてもらった、自分は愛されている。」という安心感を持つと、自然と子どもは世界を広げていきます。
つまり、”抱き癖が付く”なんて中々自立できなくなるかのように言われますが、実際は抱っこしてあげた方が早く自立するのです。
抱き癖が付くなんて化石の知識は気にせずに、たくさん抱っこして愛情を注いであげて大丈夫ですよ。
抱き癖については別記事でもまとめているので、どうぞ。

赤ちゃんとのスキンシップにおすすめの遊び3選

赤ちゃんとのスキンシップにおすすめのふれあい遊びを紹介するよ

ふれあい遊びは赤ちゃんと幸せな時間を共有するのにとってもオススメ、ぜひやってみてね!
いっぽんばし

まずは超メジャー級のふれあい遊び、いっぽんばしから
指一本でいつでもできる、昔からある遊びです。
保育園で数々の赤ちゃんとこの遊びをしてきましたが、ほとんどの赤ちゃんが大好きです。
ちなみに、保育園では赤ちゃんにやっていると2歳や3歳の子も近寄ってきてやってほしがります。
ちなみにふれあい遊びのコツは、大人が恥ずかしがらないで楽しむ!です。

動画はわきでやってるけど、手のひら、足の裏でも喜ぶよ!
うまはとしとし

2つめは”うまはとしとし”赤ちゃんを膝にのせて優しく揺らしてあげて
こちらも保育園ではメジャー級です。
小さい赤ちゃんならゆったり、少し大きくなってきたらテンポを早くしてみてください。

歌詞の”のりてさん”のところに赤ちゃんの名前を入れてあげてね。
ここはとうちゃんにんどころ

さっきまでに比べると少し難しいかも!
でも大事なのは赤ちゃんに優しく触って上げること。
間違えたってへっちゃらだよ!
これは赤ちゃん向けのふれあい遊びですね。
赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間に優しく優しく触って上げてください。
ふれあい遊びは伝承遊びです。
そのため地域や人によってやり方も違います。
しかし、なんだっていいのです。
大切なのはスキンシップのために優しく触ってあげること。
一緒に幸せな時間を共有することです。
ぜひやってみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんとのスキンシップは本当に大切な時間です。
スキンシップをすることで、幸せホルモンオキシトシンが分泌され赤ちゃんもお母さんも幸せになります。
その上自立が早くなる、学力が上がるなどいいことだらけ。
赤ちゃんに触れるその時間一つ一つが、将来のその子の幸せにつながっています。
抱き癖が…なんていわずにたくさん抱っこして、たくさん優しく触れてあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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