
こんにちは!保育士のサボジローです!!
「保育園で子どもに話を聞いてほしいけど、全然聞いてくれない!」
「担当クラスがイヤイヤ期の2歳児だからもう全然集まってくれない!」
とお困りの新人保育士さん、そんなときは手遊びをしましょう。
手遊びは何もなくても楽しめる、魔法のような遊びです。
色々覚えて導入に使うと保育がきっとうまくいきますよ!
手遊びの効果や意味についてはこちらの記事で。

まずは先輩の真似をしよう!
手遊びやってみたいけどどうすれば…と困ったときは

先輩のをそのままパクっちゃえ!
そうです。先輩のやっている手遊びをそっくりそのまま真似するのです。
遠慮なんていりません。先輩だって真似してくれたら嬉しいはず。
クラスの子達も先輩がやっている手遊びは覚えているので、子どもたちもすぐに食いついてくれます。
2歳児におすすめの手遊び10選
先輩のやっている手遊びだけでも十分ですが、向上心のある人は色々試してみましょう。
2歳児が絶対食いつく手遊びを10個紹介しますので、先輩のレパートリーになかったらぜひ覚えて実践し、子どもたちを夢中にしちゃいましょう。
キャベツの中から
まずは2歳児定番中の定番です。
指の動きが2歳時には少し難しいのですが、それでも子どもたちは自分なりの表現で楽しみます。
正しい指を出すことより楽しむことを重視してやりましょう。
最後、ちょうちょになったところで子どもの頭にひらひらーととまると喜びますよ。
速さを変えたり、赤ちゃん指のところだけ小さい声でやってみたりと色々アレンジも楽しめます。
とんとんとんとんアンパンマン
とんとんとんとんヒゲじいさんという手遊びの、アンパンマンバージョン。
2歳時はまだまだアンパンマンが大好き!
アンパンマンの手遊びも、大喜びでやります。
動きが簡単なので2歳児も完璧にできる手遊びです。
アンパンマンのあとに「ア~ンパンチー!」
食パンマンのあとに「しょく〜パンチ〜!」
カレーパンマンのあとに「カレーパンチー!」
バイキンマンのあとに「は、ひ、ふ、へ、ほー!」
どきんちゃんのあとに「しょくぱんまんさま~♡」
といった動きを入れると更に子どもは大盛り上がりです。
3匹の子ブタ
こちらも定番!
3匹の子ぶたのお話をもとにした手遊びです。
2歳児だとお話を知っている子もいるので、想像が膨らんで楽しい手遊びですね。
”おおかみがきてー”のところは声色を変えて怖〜くオオカミ風にすると子どもたちはキャーキャー大喜びです。
ピカチュウ
こちらはお話前の導入に使いやすい手遊びです。
2歳時の子だと絵本は好きでも、集中するためには少し導入を取り入れてあげたほうがいいですね。
そんな時にみんな大好きなピカチュウがやってくる可愛い手遊びです。
かわいく、かっこよくの他にも悲しく、楽しくなどいろいろな鳴き方をアレンジしても楽しいですね。
あたま かた ひざ ポン
体のいろいろな部分を触っていく、むかーしからある手遊びです。
シンプルなだけに2歳時はもちろん、年齢に合わせて色々なアレンジができる手遊びですよ。
私はよく、”め、みみ、はな、くち”のところを”て~は~あたま!”と変えています。
て~はのあとに行った場所を触るという遊びなのですが、子どもたちは”次に何が来るかな?”とき対して集中してくれますよ。
2歳児では難しいのですが、3歳児以上になれば”あたま、かた、ひざ、ぽん”と言いながら言った場所と別の場所を触って見せ、子どもは歌詞通りに触るというゲームもできます。
保育者の動きについついつられてしまうので、子どもはしっかり集中して参加してくれます。
いとまきまき
こちらも昔からある手遊びです。
2歳時でも簡単な動き、覚えやすいメロディー、長く残っているものはいいものですね。
動画のようにぞうさん、りすさんと展開していってもいいですね。
その他にも「〇〇ちゃんのおくつ」と眼の前にいる子どもの名前で靴や洋服を作っても盛り上がります。
ただ、「わたしもやってー!!」が絶対に出てくるので、あまり時間がないときは注意が必要です。やってもらえなかった子めっちゃ泣きます(笑)
グーチョキパーでなにつくろう
これも昔からある手遊びですね。
シンプルで、ちょっと今時な感じではないですが、子どもは大喜びです。
手を合わせるとちょうちょやカタツムリになるところが面白いのですね。
2歳時の子はチョキが難しい子もいますが、気にせずその子の表現で楽しみましょう。
くいしんぼうのゴリラ
ゴリラが色々な食べ物を見つけて食べる手遊びです。
玉ねぎがなくなってしまうくだりは2歳時には難しいかもしれませんが、意味はわからずとも真似して楽しめるので大丈夫ですよ。
”お~すっぱい!”のところは子どもが大喜びすること間違いなしなので、できる限りオーバーにすっぱい表現をしてくださいね。
イワシのひらき
イワシの、しかも開きってなんとも渋い手遊びです(笑)
いろいろな魚の開きが次々登場します。
独特のリズムやおもしろい動きで子どもたちは大喜びです。
ちょっと恥ずかしいかも…と思うかもしれませんが、恥を捨て全力でやりましょう。
”くじらのひらきが塩ふいてドカーン!”のところは全身を使って大きくしましょう。
2歳時の子たちはそこで大盛り上がりです。
魚がはねて
続いても魚の手遊びです。
こちらの手遊びはとっても簡単なので、0から2歳時まで幅広く楽しめます。
乳児さんの合同保育の時間にやってみてもいいですね。
色々なところにくっついて、くっつく場所によって魚を変身させればアレンジもたくさんできますよ!
手遊びをする時のコツ
新人の保育士さんは手遊びが中々恥ずかしいという方もいるかもしれません。
でも、大事なことは恥ずかしがらないことです。
堂々と楽しそうにやっていれば、特に2歳時の子は絶対にノッてきてくれます。
間違えたって、音痴だって気にしません!とにかく楽しむこと。
逆に、恥ずかしがって小さな声でやっていると子どもたちもあっちこっち向いて気が散って、余計恥ずかしい結果に…。
場数を踏めばその場で色々アレンジも思いつくようになって、自分も楽しめるようになるのでまずはチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
2歳時が絶対夢中になる手遊びを紹介してきました。
定番のものが多かったと思いますが、一つでも知らないもの、やったことがないものがあれば是非チャレンジしてみてください。
手遊びは保育の中では絵本の導入として使われがちです。
もちろん保育の手段としての手遊びもいいと思います。
しかし、手遊びそのものが子どもたちは大好きです。
別に大勢の前でやらなくても、目の前の数人の子と自由遊びの時間に楽しんだりするのもいいと思います。
むしろ、手遊びを保育の道具にせず、子どもと楽しんでほしいです。
きっと楽しんでいるあなたには子どもたちも振り向いてくれると思いますよ。
手遊びの他にも、感触遊びもおすすめ!

保育士って思ってた以上に給料安い!と思ってる方はこちらの記事を。


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最後までお読みいただきありがとうございました。